とことこでに’s diary

北摂地域(池田、箕面を中心)の情報発信、食、日常風景、その他旅を中心に紡いでいくブログです。

まち角の図書館 @池田市

どもども。

朝晩が急に冷え込み始めましたね。

 

さて、池田市内の至る所でこのようなものが設置されております。

 

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これは、「まち角の図書館」です。

市内には、スチール製書架を街頭に設置した「まち角の図書館」があります。これは、皆さんから寄せられた“善意の本”を活用し、無人・無料・無施錠で、読みたい本があれば誰でも取り出して借りることができる、というものです。(池田市ホームページより引用

池田市内には13か所設置されております。

図書館では利用者のカードを作ったり、返却期限があったりと利用するのにちょっとした制約がありますが、まち角の図書館では、カードとか作らず、誰でも無料で読みたい本を借りることができます。

 

市HPを見る限り、1989年4月よりオープンされており、以来28年。もうすぐ30歳になるようです。

 

なお、写真右下の張り紙には以下のことが書かれておりました。

  • 「まち角の図書館」は全国的にも珍しい
  • まち角の図書館に並べる本が少なくなっている
  • 利用されることが少ない本は「古本再利用市」などで再利用される
  • まち角の図書館に並べる図書の受け取り方法などの詳しくは池田市広報の「まち角の図書館」で~すをご覧ください

図書の受け取りは前日までにお知らせください。本は必ず、箱や袋に入れるか、ひもで縛るなどのご協力をお願いします。なお、受け取り図書は文庫本、単行本、児童書(マンガ可)で、雑誌、専門書、百科事典、全集、宗教書などはお断りしています。(池田市広報2017年9月号より引用)

 

この「まち角の図書館」については、下記の記事でも書かれておりますので併せてご参照ください。

 

市民から寄贈されたリサイクル本を有効活用 池田市「まち角の図書館」 | 女を楽しくするニュースサイト「ウーマンライフ WEB 版」

 

portal.nifty.com

 

この運動は、マイクロ・ライブラリーという小さな図書館の一種なのかもしれません。

図書を受け渡す人、図書を借りる人、図書を整理する人など、様々な人が関わってまち角の図書館は運営されています。

マイクロ・ライブラリーのように感想を言い合える場所があれば、より多くの人との交流が楽しめ、より本を楽しむことができるのではないでしょうか。

それにしても、「本を読む楽しさ」「本を返すうれしさ」という言葉がなんとも響きますね。

これから秋が深くなっていきます。秋の夜長に読書なんていかがでしょうか。

ほなほな。